6 過去に犯した過ちブルグリバージョンの微妙グリーン視点バージョンです。
8 優しく、強く美しい恋人 寂しそうにしてる姿を、たまに見かけた。 膝を抱えて、俯いて。 それからしばらくすると、強い眼差しで、空を見上げ、笑顔を浮かべる。 「…グリーン?」 「…ブルー」 「グ、グリーン?」 俺は力強く、彼女を抱きしめた…。 2005年10月9日 Fin
美しいっていったら姉さんがレドさん(え)しかいないってわけで、これもグリブルです。そして優しく、強くは姉さんで。姉さんはほんとに大事だと思えた人にはすごくすごく優しいと思います。シルバーとか。優しく、強く美しい人ってタイトルだったら、シルブルで書いてたと思います。恋人なら兄さんしかいないでしょってわけで。
表情は、髪に隠れてよくは分からなかったけれど…。
あの日出ていた月が、その姿を、美しさへと変えたような気がした…。
俺に気づき、優しく微笑むその姿に、儚さが見え隠れした気がして…。
消え入りそうな彼女を、腕の中にしまいこむ以外、ここに留めておける方法が、思いつかなかった…。
彼女は、少し慌てたように体を強張らせたが、徐々に身を任せてくれる。
あとがき
きっと兄さんはふとしたときに、姉さんのそういう表情をよく見てるんだと思います。そういう時は姉さんが気づかないから、「あたしのこと見てくれない!」とか不安になるわけで。どうにもすれ違い恋人です(笑)お互いが思ってる以上にお互いがお互いを愛しているのにね。まぁそんな中で、月をバックに強く美しくそして優しく笑みを浮かべて佇むその姿は、儚くて消え入りそうで。必死に兄さんは捕まえていたくて抱きしめて。そんな兄さんの気持ちは届かなくても、身をゆだねる姉さんの愛が好きです。
あまり優しさというものは表現できませんでしたが、姉さんの内情から汲み取っていただけると助かります。必死に強さと美しさを月にかけて表現してみたつもりです。なんかぱっと思い浮かんでぱっと消えたので非常に短い作品ですが、短い中に凝縮して伝えたいものを伝えきった気分ではあります。これが一番すぱっとかけましたね。微妙6のブルグリの続編っぽい感じがして、それを読んでから読むとあぁ、このときにそういう表情見てるのかなって思えるのでいいかと思って補足文章も書きました。
あまりにも短かったので漫画で書こうか悩んだ作品でもありませ。でも全部小説で書くんだってことで、小説です。でも機会があったら書きたいとは思いますが、私の画力で姉さんの美しさと強さと儚さを出せるのかといわれると100%無理ですとしか言えないので、やらないと思います(こら)
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