日生ドリーム「生の自分で」
 

 

君に声で伝えたい
   君に態度で伝えたい…
      こんな紙の上の言葉じゃなくて
         直のオレの声で
            君が好きだって伝えたい…

 

生の自分で

 

 

『DARE 光っくん
 元気?
 あんたの事だからすっごく元気だろうね!
 私もとっても元気!
 それでね…
 私、女子のスキー選手に選ばれたんだ!
 いいでしょ!
 それでね、光っくんの家のある、
 市で大会が行われるの!
 できれば、応援に来てね!
 私、がんばるから!
 時間は、12月14日午前10:00〜だよ!
 場所は、光っくん家の市の、
 スキー場の、上級者コース!
 着いたら、光っくんのPHSに
 電話するから!
 私の携帯番号記録しておくね!
                  』

 

…来るのか?」

すげえ〜

前から言ってたけど、
江戸川一中スキー部って、すごかったんだ〜
…どうやって、練習してたんだろ?
にしても…
友達に、送ってる手紙と大差ないな…
ちょっと、ショックかも…
しかも…おれがPHSなのに…
あいつは…携帯なんだ〜(嫉妬)
おまけに…自慢してやがる…(怒)
まあ、告白してないオレが悪いんだけど…
まあ、今回告白して彼氏になってやるんだ!!!
見てろよ!

 

 

『DARE
 やっと、来るんだ〜
 の珍プレー好プレー期待してる!
がんばれよ!

 PS
  オレも携帯そろそろ買ってもらうからな!!!
   光宏        』

うわ〜、オレらしい〜
笑えるな〜
しかも…反論してる…オレらしすぎ…
まあ、いっか!

光宏は…あの足の速さで、ポストまで走っていった…

 

 

 

「ふう〜着いた〜」
おはよう!!!
初めての東北!!!
だよ!!!
よろしく!!!

「あっ!!!
 光っくんに電話しなきゃ!!!」

『ピッポッパ』

「もしもし?光っくん?」

か?今何処?』

「今、空港!今から、スキー場行くから!」

『分かった!オレもこれから行くから!!!』

「じゃあ、後で!」

『後でな!』

『ピッ』

ふう〜疲れた…
光っくん…
自分の誕生日忘れてるよ…
まあ…そこが好きなんだよ〜VVV

「さあて、行きますか!!!」

「着いた…」

日生光宏到着…
9:23

はまだみたいだな…」

「光っくんおはよ〜!!!」

「あっ!!!」

「相変わらず足速いね!!!」

「まあな!」

「それで…これ!!!」

「これって?」

それは…緑色の箱で赤のリボンで結んであった…

「誕生日プレゼント!!!」

「わ〜」

よく見れば…カード着いてるよ…

「見ていい?」

「いいに決まってるじゃない!(にこっV)」

ポケ〜

っは、の顔が女神に見えた!!!(のろけ)

「これ…」

「光っくん…サッカー好きだからスパイクがいいかなって!」

それは…
オレの愛用メーカー Reebokのスパイクと…
オレが前欲しいって言ってた…
長編小説だった。

「これ…すっごく高くついたんじゃ…」

「いいの!いいの!」

「でも…」

「ねえ、光っくん!」

「?」

「本の、しおり見てみて…」

「?」

真っ白の封筒だった…

「読んでいい?」

「うん///」

「?」

『DARE光っくん
 お誕生日おめでとう!!!
 心からお祝いするよ!!!
 それで…
 私…光っくんが好きだよ!!!
 大好き!!!
               

「これって///」

「私… は日生 光宏が好きです!!!」

ばっ!!!
オレはに抱きついた(後ろから)

「光っくん///苦しいよ///」

「オレも…オレも…が好きだ!!!」

「えっ///!!!」

「生の声で言いたかったから…黙ってたのに…」

「?」

に先越されちゃったよ!」

「プ…あはははははははは」

「バカにするなよ///!!!」

「いや…光っくん可愛いなあ…ってV」

「男に可愛いって言うなよ///…」

あっ…光っくん、すねちゃった!
手も開放し…
後ろ向き…
いいこと思いついちゃったV

 

「み〜っくんV」

「何だよ!」

チュ

「あ///」

「光っくんのファーストキスいただき!!!」

後ろからは卑怯だぞ…///

「じゃあ、応援よろしく!!!」

「おう!!!」

 

…優勝した…

 

 

おまけ
が小悪魔の光宏に勝てたのはその一回だけであった…

V」

「?」

チュ

「あ///」

「お返しV」

ということが…
が東北に居た二日だけで…
38回起こったとさ…

おまけ2
小鉄は…
が好きだった

「また、オレの勝ちだな小鉄!」

 

 

おわり(いいのかそれで)


あとがき

疲れた…
相変わらず下手くそな私…
光っくんが可愛いやも…

 

光宏「オレじゃない!」
あかり「君だ!」
光宏「誕生日あんまり…関係ないぞ!!!」
あかり「きっかけなの!」
光宏「ちがうだろ!!!」
あかり「ちがわない!」

永遠と続いた会話

光宏「光…ドリーム変換のため平仮名でごめんな!」


坂本様からいただいた光っくんドリームです。光っくんなんて送られて見たのははじめてです。わーいまじ嬉しいっす。本当にどうもありがとうございました。交換企画用にといただいた第一弾でもあります。さっそくなんか参加者がいてくださるっていうのは、本当に嬉しく思います。どうぞこれからも気が向いたらよろしくお願いいたしますね。
光っくんは、引っ越しが多い分、こういう話しも結構あるんですよね。それの誕生日バージョンっていうのは初めてみましたね。っていうか、誕生日を知ったのがコミックスが出てらですからね。今回はじめてあきらかになったのかなー。誕生日ドリームが新鮮でした。あはは。
私が交換で返したものがすっごい霞んでしまいそうっす。すいません。
本当にどうもありがとうございました。

俊宇 光