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不思議な君
「ねぇ、不破大晦日空いてる?」
むっつりしながらは話しかけてきた。
「空いてるの?」 「空いているが。」 「ホント?」
なにか…
「じゃぁ、1時に駅前でね。いい?」 「あぁ。お前が構わないのならいいが少し遅れるかもやしれん。」 「なんで?」 「大作の実験器具整理の日だ。」 「大作って誰よ…」 「じいさんだ。」 「実験器具って何よ…」 「大作は発明家だからな。」 「あんたの家は理系なのね…」 「まぁ…一応そうなるな。」
が…
「じゃぁ、OKなわけ?」 「そうだ。」 「じゃぁね。」 「あぁ。」
緊張というのだろうか?
「なにそれ〜!マジ〜」 「マジマジ!あの、水野 竜也が付き合い始めたんだって〜!」 「うっそ〜!誰〜?」 「なんか…2−Eの結城 沙耶だって〜」 「うっそ〜!甘々っぽい〜」 「でしょ〜」
ほう…
12月31日 大晦日 午後1時23分 「不破…遅い。」 「だから…家の事で遅れると言っただろう?」 「全く…」 「しつこいぞ。」 「はいはい。」 「それで…どこいくんだ?」 「あ…」 「決めてなかったのか?」 「う…」 「それでは、最近出来たと言う森林公園でも行って見るか?」 「まぁ、それでいいや。」 「そうか。」
「うっわ〜、きれ〜!」 「うむ。」
良かった、の好みに適していたようだ。
「ねぇ、不破。」 「なんだ?」 「これ…」 「?」
渡された物は青色のチェック柄の紙袋だった。
「ハッピーバースディ、不破!」
彼女は天使の様にふわりと安心するような笑顔でそう言った。
「?」 「…誕生日プレゼントだってば。」
ポン
「あぁ!」 「今頃〜!」 「今日はオレの誕生日だった。」 「…開けてみてよ」 「?」
入っていたのは、『キーパーの秘訣 守護神になれ』という本だった。
「何が良いか分かんなかったから、サッカーの本にしてみたんだけど」 「うむ。嬉しいぞ。」 「えっ///」 「嬉しい。からの初めてのプレゼントだからな。」 「なっ///」 「今だからこそ言おう…オレはが…が好きだ。」 「私も…私も不破が好き。」 「そうか…ありがとう。」 「どういたしまして」 「じゃぁ、明日初詣にでも行くか?」 「うん。」 「とりあえず今日は家にでもいくか?」 「?」 「親に紹介して措きたいからな。」 「うん。…あ」 オレはに口付けをした。 「そして…これからは大地と呼べ、。」 「分かったよ…大ちゃん。」 「大地だ…そうしないと…」
オレはの顎を上げた。
「待った待った…大地。」 「OKだ。」 「じゃぁ、行こうか!」 「あぁ。」
何だか…変な作品に仕上がってしまいました… 不破 「全くだ」 不破「こんな物でよければいつでも捧げるぞ、光」
俊宇 光 |