身勝手かな?
1人じめにしたい日
「竜也〜!明日出かけられない?」 「無理。」
ガ〜ン
「何で〜(泣き)」 「サッカーの練習試合。」 「練習なら抜けてもいいじゃない!?」 「オレはキャプテン」 「彼女の頼みもきいてくれないの?!」 「仕方ないじゃん…」 「じゃあ、終わるのと、始まるの何時?」 「朝8時、30分に集合、終了&帰宅予定時間午後1時」 「え〜!!!」 「終わってからじゃあ嫌なのか?」 「いや!!!」 「なんで?」 「竜也!!!お願い!!!」 「無理だって…」 「本当にお願い!!!」 「なんで?」 「?」 「そんなに、言うんならそれなりの理由があるんだろ?」 「うっ!!!」 「なんで?」
にっこり
武蔵森のキャプテンの笑み 飛葉中のキャプテン(めっちゃかわい〜)の 武蔵森の司令塔の 高縄中の糸目の男の子の の集合体なのでは、ないかと思うほどの
私はつい、ぽろっと本音を口にしてしまった…
「竜也の誕生日ひとりじめにしたいじゃん…」
竜也は最初びっくりしたようだったが… 「プっ、アハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」 「なによ〜(半泣き)」 「冗談だって!!!」 「はあ〜〜〜〜〜!!!」 「オレがそこまで冷血に見えたか〜?」 「うんっ!!!」 ガクッ 「まあ、いいとしてに祝ってもらいたいんだよ!!!」 「え?」 「は、オレの誕生日ひとりじめにしたいんだろ?」 「うん!」 「だから、オレもにひとりじめしてもらいたいの!」 「なんだ〜(ほっ)」 「やっとわかったか〜?」 「うん!」
「んじゃあ、明日オレの家に朝8時な!」 「えっ?!お昼は?」 「の手作りv」 「え〜〜〜〜!!!」 「ケーキよろしく!!!」 「え〜〜〜!!!」 「ひとりじゃあ、その分は当然だろ?」 「う!」 「よろしく〜!おいしいの期待してるぜ!」 「え〜!!!」 「じゃあ、な!」 「う〜」
おまけ
結城 沙耶 |