全くあいつが何考えてるのか…
全然分かんないっつの。
少しはオレの事立ててくんない?
お前にとってオレって?
「なぁ…坂本…何か言ってねぇ?」
今日はオレの誕生日だってのに、
は何にも言ってくんないんだよな。
その彼氏としてなんかかっこつかなくない?
だからさ…
の友達の坂本に聞いてみてるんだけど?
「は? 何を?」
がくっ
どころか坂本すら覚えてねぇのかよ…
そんなにオレって存在感ない?
「オレの誕生日なんだけど今日?」
「そうだったの? だから?」
だけじゃなくて坂本も冷たい(泣き)
どうするんだ?
オレ?
「も。いい」
「…私に相談してきた事ないわよ?」
ガーン
今のオレの心境言うならそんな感じ?
なんか空しすぎ…
「ん」
しょぼんとして教室を出たオレ。
だから気付かなかったんだ。
坂本がにやりって笑ってたのを…
「淳。ちょっと屋上出ない?」
そう言っては当然のように、
先にさっさと階段を登ってった。
ってか、もうそろそろ授業始まるぞ?
それに…
物理の担当カエルだぞ?
後々うるさいっつの。
いや、優等生のは平気だろうけど…
オレはやばいんだぞ?
「ったくナンだよ」
真冬だから、さみぃんだぞ?
オレ死ぬかも…(大袈裟)
「今日だよね? 淳の誕生日って?」
パァァァァァ
…
覚えていてくれたのか!!!
感動だ! 感動!
オレ死んでもかまわない!!!
「ん」
それでも、オレは平然を装う。
オレだって男としてのプライドがあるからな。
「これあげるわ」
そう言っては青い包みを渡した。
和紙みたいなのでふわふわに包んである奴。
「?」
入っていたのは、クッキー。
色々な形があって…
の手作りってのが一発で分かった。
しかも…
すっげぇうまそう!!!
ってか、それよかの手作りって事がすっげぇ嬉しい!!!
「どう? 結構苦労したんだけど?」
そう言って照れたようにそっぽ向くがすんげぇ可愛くて…
オレはに抱きついた。
首に腕を回して。
「な///何するのよ淳!!!」
めずらしくは真っ赤になってオレにそう叫ぶ。
その姿も可愛くて…
「ありがと、! オレすっげぇ嬉しい!!!」
そう叫んでいた…
「耳元で叫ばないでよ…ってか明翔里に聞いてたんでしょ?」
「? 坂本は全然知らないって…騙された!!!」
「バーカ」
「悪かったな!」
「うん」
「ひでぇ…」
そういった後二人で笑いあった。
おまけ
「良かったわね、上原。少しは私のいたずら役に立った?」
そう言って明翔里は階段から二人の姿を見ていた。
そして、その後からすっごく二人をからかったとさ。
あとがき
ごめんなさい!!!
上原君の誕生日すっかり忘れてました!!!
光ちゃんの手紙見て初めて気付きました!!!
それ故すっげー短いです!!!
すみません。
上原「おまけにすっげぇ似てねぇし…」
坂本「んなのしるか! あんた脇役だし!」
上原「ひでぇ!!!」
めずらしく口で勝った明翔里(笑い)
上原「すっげぇ変だけど、明翔里はいつでも捧げるってさ!」
坂本様にいただきました上原くんです!!あはは毎回うける。上原くんがすっごいヘタレっぽくて私的に好きですよ。いいっすよねー。まじ。ヘタレ上原。あはは爆笑。そして坂本様がいい味出してます。何やら杉原くん好きなだけあって杉原くんに似てらっしゃる…げふんげふん。さんは何やら可愛いわー。手作り品って男の方にはやっぱり萌えるんでしょうかね。私のヒロインさんは上原くんにリストバンドをあげたと思われる(ネタバレ)たぶんね〜。あはは。
何やら今回を催促をするような形になってしまったのに、ちゃんと書いていただけてすっごく嬉しかったです。ありがとうございました。しかもこれを即席で作ったとかいうから尊敬にあたいしますよね。まじで。私には無理じゃー。あああ。凄いです。本当に毎度ありがとうございます。どうぞこれに懲りずにまたお願いしますね〜(おいおい)あはは。
本当にどうもありがとうございました。
俊宇 光
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