三上ドリーム「声が聞きたい」
 

 

声が聞きたい

 

 

「はぁ…。」
は寮の自室で溜息をついた。

亮に会いたい…。
いくらサッカー部の合宿だからしょうがないっていっても寂しいよ…。

毎日メールのやりとりしてるのになぁ。
こんな短い間も待てないなんて…。
せめて声だけでも聞きたい。
よし、電話してみよう!

「……出ない。」

そういえばまだ練習中だよね。
夜にでもかけよう。

その日の夜。

もう練習終わってるよね?またかけてみよう。

「あれ…?」
出ない。まさかまだ練習してるってことはないよね…。

あれ、メールが来た。
誰からかな?
携帯の画面を見てみる。

亮からだ!

『よう、。今日の練習も疲れたぜ。
藤代のヤローが監督の頭にボールぶつけやがってさ。
監督がすげー怒って、エースがそんなんでどうする!とか言ったんだぜ。
そのせいで俺たちまで余分に走らされてさ。あのバカ代……』

早速返信する。
あ、そうだ。
さっきメールを送ってきたということは電話にも出られるだろう…。
『なんでさっきの電話出なかったの?』って送ってみよう!

返ってきたメールには『ちょうど出ようとしたら切れちまったんだよ。』と書かれていた。
『じゃ今からかけるからすぐ出てね?』と送る。

これなら出るよね。
…なかなか出ない。
もうすぐ出てくれるかもしれないからもう少し待ってようっと。

でも出なかった。
なんで〜?
なんで出ないのよ、亮!

メールを送ってみる。

返ってきた返事は…
『電話に出たくないんだよ。』
どういう意味だろう?

よく見るとまだ文は続いていた。
かなり下の方に…。
なんでこんな間あけたのかな?
そう思いつつ読んでみる。

『だって声聞いちゃうと今より会いたくなるだろう?
そしたら俺もう合宿にいられねえよ。』

これを見た私はなんといったらいいかわからない気持ちだった。

でも亮も会いたいと思ってくれてると思うと嬉しかった。

 


きゃーみかみんですよ!!おくさん!!どうしましょう!!みかみんです。どうも綾瀬様ありがとうございます。わざわざ私なんぞの我が儘を聞いてくださって。夢だったんですよね。こーいうドリーム交換。うふふ。あああ嬉しいわ。どうもありがとうです。
声が聞きたい。でも聞いてしまえば会いたくなってしまうから。ああああ純というか、それだけお互いが好きっていうか。ああああラブだ…。
本当にどうもありがとうございました。お礼がへぼくてごめんなさい(汗)    俊宇 光