去年までは普通の日だった。 神に感謝する日 〜shibusawa's
side〜 夏休みの誕生日は今になると良かったと思う。 君がいてくれてよかった。
以上です。
俊宇 光
だけど今年からはなんとなく違うような気がした。
7月29日。俺の誕生日。
せっかく俺のために作ってくれたプレゼントなんかを断るのは心苦しいし。かといって受け取るわけにはいかないからな。
俺には っていうかわいい彼女が出来た。
彼女は普通美人って言われるらしいが、俺にはかわいい方が強い。
一ヶ月前に想いが通じ合ったばかりで、しつこいようだがものすごくかわいい。
だから、彼女から以外のプレゼントは何であれ、受け取らないんだ。
7月29日はいつもの通り部活があった。
部活後に三上と藤代と笠井の四人でいつものように部室で話していると、がきた。
両手一杯にくちなしの花を持って。
そのくちなしとサボテンが俺への誕生日プレゼントらしい。
下を向きながら「花を貰っても困るかもしれないけど」なんて言ってる。
うれしくないはずがないだろう?君からもらえるものはどんな物であろうと嬉しいんだぞ?
思ったままを口にすると、火が付いたように赤くなる。
だが次に赤くなるのは俺のほうだった。
唇に感じた優しい感触。
「お誕生日おめでとう、渋沢。そして生まれてきてくれてありがとう」
じゃーねと逃げるように部室を後にした。
俺はしばらくその場を動けなかった。
「イチャイチャすんなら他の所でしろよっ。渋沢」
「うひゃぁ。むちゃむちゃ美人な人っスね、キャプテン」
「サボテンにくちなし…」
三者三様な反応にようやく頭が稼動し始めた。
とりあえず、藤代にだけ返事しておくか…。
「ああ。すごくかわいいだろう?」
「キャプテン。サボテンとくちなしの花言葉って知ってますか?」
「花言葉?いや知らないが…」
「サボテンが燃える心。くちなしが私は幸せです、なんですよ」
「お前って変に物知りだよなぁ、笠井」
「すげぇ。よく知ってるな、竹巳」
燃える心、私は幸せです…か。
それは俺の台詞だな。
君がいてくれるから俺はまだ前を向いていられるんだ。
去年までは他の日と何ら変わることのなかった日。
だけど今年からは君がいてくれるから。
神様に感謝したくなってくる。
俺を存在させてくれて、ありがとう。
に出会わせてくれて、ありがとう。
神様、心より感謝します。
この世界に生きている、すべてのものにも。
俺は君がいてくれるだけで、笑ってくれているだけで幸せだよ、。
どれか1つでも気に入っていただけるとうれしいのですが…。
最後になっちゃったけど。
Happy Birthday キャプ!!
今年もいい年だといいね。
3作目。キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。渋沢さんラブ!マジ最高!!渋沢さん。ああああああ愛してます(やめれ)まじ最高です。なんだかもうあああ(幸)本当に今回は3作もありがとうございました。次回もぜひともお願いします。(おい)まじこんなにもすばらしい作品をかけるのに今まで眠っていたのがもったいないです。あーもっと早くお誘いしておくべきでした(泣)
本当に今回は3作もありがとうございました。なんか無理矢理頼んだようなものだったのに、私のわがまま希望をかなえてくださってまことにありがとうございました。