大嫌い‥でも大好き
 

 

「大丈夫やて!」
いつもケガしてもヘラヘラ笑って‥
こっちの気も知らないで‥イライラする‥

 

大嫌い‥でも大好き

 

「じまっ…」
「小島!?」
「えっ!?何?」
「何って‥ケガしてる人きたよ?」
「あっ‥あぁ。そか。」
今日は体育祭で、私は保健委員。こうもケガする人が多いと
サッカー部のマネージャーしてる時並に大変だわ…
そろそろ男子対抗の騎馬戦が始まるわね。
シゲは乗るのかしら?支えるのかしら?どっちにしろケガ‥しないといいな。

 パーン!!

有希ちゃん!始まったよ!」
「あっ!…」
やっぱり乗る側にいる…。あの力ならそうよね。
…ケガしないっぽいわね。
私が後ろを向いた直後
「危ない!!」
「えっ!?」
私がグラウンドを見たとき誰かが腕を抱えて倒れていた‥。
「シ‥ゲ‥?」
この学校にロン毛の金髪なんてシゲ以外いないわ。
頭で考えるより先に体が走っていた‥。
退場門には男子に抱えられたシゲがいた。
「シゲっ!!」
「小島?」
「大丈夫!?」
「そないににヤワじゃないでぇ!」
真っ赤な腕を抱えていた。ホントは痛いんじゃない‥。
「保健のテント。行くわよ!」

「大丈夫やて!」
パンッ…
「いつもそれだわ‥人の気も知らないで‥。こっちは‥こんなに心配‥してるのに‥っ‥」
「小島?どないしたんや??そないに取り乱して‥?」
叩かれた顔の方が痛いはずなのになんでそんなに優しいのよ…
「嫌いよ…あんたなんか‥」
「はいはい!ほら、保健テント行くでぇ!手痛いやろ?」
ケガした手の方が痛いくせに…。
強がってるあんたはバカよ…。でも、ホントは嬉しいくせに強がってる私はもっとバカ…素直になりたい‥。

「小島?お前保健委員やろ?保健委員がケガしてどないすんねん!」
「ケガなんかしてないわよ!ほら!腕だして!」
黒じみになるまで」ガマンしてたなんて‥
「あんたやっぱりバカだわ‥」
「なっ!?いきなりなんやねん!」
「ケガしてもヘラヘラ笑ってんじゃないわよ!!」
素直になるなんて‥むりね。

「…せやかて‥俺が痛がったら小島が心配するやろ?」

「えっ‥?」

………
「あんた何いってんの?」
「好きな子心配させたくないやん。」
好きな子?=私?
シゲの好きな子=小島有希?
「何言ってるのよ!!!」
「素直やないなぁ〜。ほんまは好きなくせに!」
「好きじゃないわ!!」
「俺の事きらいなん?好きやないん?」
素直…素直になりたい…!
「好きじゃないわ‥けないじゃない。」
「言えるやん!ちゃんと!そうそう!人間素直が1番やで!!」
私が好きだってばれてた‥全部お見通しだったみたいね。
「あんたなんか嫌いよ‥」
「はいはい。」

あんたのこと大好きよ…

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ちょっと意味不明な内容ですね‥。
自分でも「??」って感じです。
分かりにくかったかもしれませんがシゲ×有希=シゲ有希です。
1度書いてみたかったんです。
なんか後半よく分からなくなってきちゃったけど気になさらず…(爆)
こんなのでよければ黒川君のドリームのお礼にもらって下さい。
(黒川君もらったのはだいぶ前ですけど…)

黒潮様に頂いたシゲユキです!!このサイトで初の健全物(おい)
ドリームじゃない!!っていうのにびびり。ありがとうです!
っていうか、可愛い。有希ちゃん。いいなー。
今度はミズユキも書いてくれるみたいで今から楽しみです。
ありがとうございました。