別れとほほえみ
この頃俺の好きな人- -は溜息ばかりついている。俺は心配でしょうがない。
「どうした?元気ないな。」
「え!そんなことないよ?元気、元気!」
はそう言ってほほえむ。だが、その笑みは悲しそうだ。
彼女のその笑みの理由を俺は数日後に知ることになる…。
ある日のHRの時間、俺達のクラスの担任が言った。
「あー、が転校することになった。」
「明日引っ越すの。だからこの学校は今日が最後なんだ。前から決まってたの…ごめんね、今まで言わなくて。でもみんなに言うと淋しくなっちゃうから…」
そう言ったの顔は今にも泣きそうだった。
俺はものすごくショックだった。
がいなくなるなんて…。それも明日だ。早すぎる。
「明日、見送りに行けよ。」
三上が言った。
「え?」
「いいから行けよな!場所は〜〜駅だ。」
三上は俺の気持ちを知っていて気を利かせているのだろう。結構いい奴だよな。
俺は行くことにした。このままで別れたくなかったから。
せめて気持ちだけ伝えよう…。
そして次の日。駅に行った。
「しっ渋沢くん!どうしてここにいるの!?」
どうやらかなり驚いたようだ。
「どうしてって見送りだよ。」
「そっか〜でも嬉しい。来てくれて。」
ニッコリとでも少し淋しそうに笑った彼女を見て俺はドキドキした。
なんだか前よりが好きに思えてしまった。もう別れてしまうのに…。
いざ告白すると言ってもタイミングがつかめない。
早くしなければと焦るばかりだった。以外に度胸がない自分に呆れてしまった。
いつの間にか電車が来てしまった。
「それじゃ。」
そう言って彼女は電車に乗った。
言わないままでいいのか?
いいわけない。
伝えなければ!
「!俺、の…のことが好きなんだ…。転校しても忘れないでくれ。」
彼女は驚いた顔をしてこちらを振り返った。
ちょうどそのときドアが閉まって電車が出て行ってしまった…。
俺はその後どうやって帰ったか覚えていない。
数日たった。今は寮へ帰る途中だ。
まだのことを気にしている自分がいた。
馬鹿だな、俺は。
返事を欲しいと思うなんて。そしてできれば…付き合いたいと思っているなんて…。
寮の前までくると女性が一人立っていた。
自分の大好きな人に見えた。まさかそんなわけない。
自分の考えを否定するように首を振った。
「渋沢くん!」
目の前まで行くと本当に彼女だった。何故ここに?
「この前の返事がしたくて…やっぱり直接言いたかったから。」
わざわざ俺に返事をする為に?返事は一体どちらなのだろうか…。
「わ、私も渋沢くんのこと…好きです…」
「ほ、本当に?」
「もちろん」
彼女は今までの悲しそうな顔ではなくて幸せそうな顔で笑った。
あああああああ渋沢さん!!きゃーーーーーーーーーーーー。ありがとうございますです!!まじで感謝です!!!あああ渋沢さん!!もう、他の人に書いてもらった、私だけの渋沢さんドリーム。あー夢のよう(夢である…)あああまじで感謝してます。ありがとです。
みかみんに引き続き2作目も頂いてしました。このお礼はキリリクで果たしたいかと…。うん。無理だけど…。
本当にありがとございました!!みかみんがかっこいいーーーーー良い奴だ!!あああ。綾瀬さんが書くみかみん好きだよ。かっこいい。そんでもって私が白派だと言ったら要望叶えてくれました。あああ嬉しいです。あああ渋沢さん。大好きだーーーーーーーーーー!!(壊)
俊宇 光
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