渋沢さんドリーム「伝えたいコト」
 

 

どうすれば

 

 

伝わるのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜 伝えたいコト 〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝えたい想いが
幾つもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支えてくれて有り難う

好きになってくれて有り難う

一緒に居てくれて有り難う

 

 

 

 

 

 

沢山あるのに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番伝えたくて

一番伝わらない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君への想い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「渋沢さん…?」

 

 

 

 

そう言って、心配そうに見つめて来る君に、
軽く首を振ってみせる。

 

 

 

 

何でも無いと言ったけれど、
ジッ、と見上げて来る君の顔…

困ったように下がった眉が
納得いかない事を顕著に表わしているから
苦笑してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

(心配されるような事じゃないんだがな…)

 

 

それでも
自分を映す黒曜石の瞳は
曇ったまま…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なあ…

 

 

不安で
泣いた事があるって言ってたな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泣かせてゴメンな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人の気持ちは
言葉にしないと分からない、伝わらない。

だから
言わなきゃならないのに…

 

 

 

 

 

 

君を慕う、この気持ちを
口にするのが照れくさくて
躊躇って

君に伝えられないでばかり居る。

 

 

だから不安にさせてしまう
泣かせてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君を想う気持ちは

深く

深く

深いのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

触れれば

少しは伝わるだろうか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

その手に

腕に

肩に

髪に

頬に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…渋沢さん?」

 

 

その身体を
ゆっくりと腕の中に抱き込める俺に
今度は驚いたような
焦ったような
君の声。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「  」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君に

伝えたい想いがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『好き』じゃ表せない。
なら…

 

 

大好き…?

 

 

 

 

 

 

 

 

―――否、違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

何度言葉で伝えても

きっと

表わし切れやしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも
言葉で表わすなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 愛してる。 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

驚きに瞬く、愛らしい瞳。
次いで白い肌が赤く変わると、
恥ずかしそうに
顔を俯かせてしまった。

 

 

(当たり前か…)

何の前触れもなくこんな事言われたんじゃ、な。

 

 

 

 

 

 

でも、今伝えておきたかった。

俺の気持ち。

何時もは言葉に出来ないこの想い。

 

 

 

 

今は伝えられる気がしたから。

君に

届きそうな気がしたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…私も…です。」

 

 

 

 

しばらくの間の後、

小さな小さな呟き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呆けた表情の俺に

はにかんだ笑顔で
未だ顔を赤くしたままの君が

優しい言葉をくれる。

 

 

 

 

本当に

本当に

恥ずかしそうに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛しいと想う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この気持ちを表わすに足りる言葉なんか

きっとないだろう。

 

 

 

 

言葉じゃ表わし切れない

この想い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しでも
君に伝わりますように… 

 そう願いを込めて
腕の中の小さな温もりを

ただ強く抱きしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜 fin 〜

 


 □後記□

取り敢えず、書き上げた事を喜んでおこう。

バンザ〜イ。(棒読み

光さんへのお誕生日祝いって事で☆

 

 

―――分かってまするよ、拙い文章だって事。
でも彼女が

「絵はいっぱいもらったからドリームが良いvV(爽笑顔)」

って言うんだモンッ!
「文章力ないよ?!」って警告(?)したけど
彼女の意思が変わらなかったから…
コレで良いんだモンッ!!(逃

 


スマイル0円☆様からいただいてしまいました!!!誕生日に何か欲しい!!って言うので、私が「くれないとあげないよ?」となんとも物々交換のような主義者の光はそんなことを発してみたのでございました。まぁ絵は毎度のことながらかなりもらいまくっているので、折角書き始めたドリームをもらわないとやっぱりね〜あれですよね。みたいな気分で。「文才ないよ!!」というスマイル氏に俺は怒気を含んだ素晴らしい笑顔で「巫山戯るな?」って言ってやりたいですな。(ふざけるなを変換したらこうなった)これで文才なんじゃ、私には文才のぶの字もありゃしないんですけど。どうしたらいいのよ!?ドリームをやめるか!?くそう。これで文才ないなんて!!認めない!!認めたくない!!(ハロ風)うわーーーーーん(ピエトロ走り)
まぁさておいて、載せるのが遅くなってすいません。今の今まで載せていいのかどうなのか悩んだあげく、聞いたら駄目言われそうなので、聞く前に俺が貰ったんや!!!っていう理由で勝手に載せました。うふふ。苦情受け付けないわ、Sさん。うふん。まぁこんな素晴らしき作品を世の目にさらさんのはいかんぜよ!!ってわけで、載せてしまいましたとさ。
ってかもう、本当にありがとうございました。空白がいい感じにじれったくさせてくれてうはうはでした。渋沢さんが素敵。ああああなたに抱きしめられたい(死んでこい)素敵(待て)
本当にどうもありがとうございました。

俊宇 光