どうすれば
伝わるのだろう?
〜 伝えたいコト 〜
伝えたい想いが
支えてくれて有り難う 好きになってくれて有り難う 一緒に居てくれて有り難う
沢山あるのに…。
一番伝えたくて 一番伝わらない
君への想い。
「渋沢さん…?」
そう言って、心配そうに見つめて来る君に、
何でも無いと言ったけれど、 困ったように下がった眉が
(心配されるような事じゃないんだがな…)
それでも
なあ…
不安で
泣かせてゴメンな?
人の気持ちは だから
君を慕う、この気持ちを 君に伝えられないでばかり居る。
だから不安にさせてしまう
君を想う気持ちは 深く 深く 深いのに。
触れれば 少しは伝わるだろうか…?
その手に 腕に 肩に 髪に 頬に
「…渋沢さん?」
その身体を
「 」
君に 伝えたい想いがある。
『好き』じゃ表せない。
大好き…?
―――否、違う。
何度言葉で伝えても きっと 表わし切れやしない。
それでも
「 愛してる。 」
驚きに瞬く、愛らしい瞳。
(当たり前か…) 何の前触れもなくこんな事言われたんじゃ、な。
でも、今伝えておきたかった。 俺の気持ち。 何時もは言葉に出来ないこの想い。
今は伝えられる気がしたから。 君に 届きそうな気がしたから。
「…私も…です。」
しばらくの間の後、 小さな小さな呟き。
呆けた表情の俺に はにかんだ笑顔で 優しい言葉をくれる。
本当に 本当に 恥ずかしそうに。
愛しいと想う。
この気持ちを表わすに足りる言葉なんか きっとないだろう。
言葉じゃ表わし切れない この想い。
それでも
少しでも そう願いを込めて ただ強く抱きしめた。
〜 fin 〜
□後記□ 取り敢えず、書き上げた事を喜んでおこう。 バンザ〜イ。(棒読み 光さんへのお誕生日祝いって事で☆
―――分かってまするよ、拙い文章だって事。 「絵はいっぱいもらったからドリームが良いvV(爽笑顔)」 って言うんだモンッ!
俊宇 光 |