渋沢さんドリーム「私のために味噌汁を」
 

 

私のために味噌汁を

 

「渋沢君って料理上手だよね。やっぱり。
 将来いいだんなさんになれるよ。」

「そ、そうかな?」
自身は爆弾発言を事に気づかず、渋沢氏の料理をもくもくとたいらげる。

 

ここは渋沢氏の実家である。
は久しぶりにかえって来た渋沢氏にお願いをした。
「渋沢君の料理が食べたい。」と。
ちなみに、
渋沢氏の両親は、渋沢氏が帰ってくることを忘れて温泉めぐりに行っている…。

 

「今度はねぇ〜、そうだな〜。和風が良い!」
「和風か〜。得意な分類でよかったよ。」
にっこりと笑う渋沢氏には意外な顔をする。
「渋沢君にも得意、不得意な料理があるんだー。初めて知った。」
「そりゃーあるさ。」
「でもいいなぁ。。渋沢君みたいに料理の才能?が欲しいな〜。」
「…」
「ついでに渋沢君の料理もいっぱい食べたい。」
「じゃあがオレのところに来れば解決するな。」
「え゛」

「オレはが欲しいし、が食べたいし。」

…。
「渋沢君‥だいじょうぶですか?」
「なにがだ?」
相変わらずそう言う渋沢氏は笑顔で。
もちろんは顔を引きつらせている。

「し、渋沢君?」
「いい加減克朗と呼んでくれても良いだろう?」
やっぱり笑顔の渋沢氏。

後ろ壁だよ〜。
え゛。壁?壁?壁ぇ?!

にっこり。
「で?」
「やめてください。克朗。」
「い・や・だ。」
「人格変わってるよ!…ん」

深いキスを落とされる
そして…

 

 


普通ならココで合掌だけど、

私は拍手と花びらの雨をプレゼントv

幸せになってね!さん!!

 


胡事 把枝様にいただきました。
珍しく短いお話です。胡事さんっていうとここ最近は長いイメージがあったので、不思議です。いやいや短いのもなかなか珍しくておもしろいですけどね。
あいかわらず黒い渋沢さんだな〜と遠い目をしてみたりね。うふふ。人格変わってるよ?もっともだ。
そしてタイトルには謝罪させていただきます。すいませんでした(泣)いや、ほんの遊び心が。内容と全く違うタイトルって一回つけてみたかった。人のでやるなって話です。いや、まったく関係ないってわけじゃないんですけど、なんか頭にぱって!浮かんじゃった!みたいな。あははははは。いや〜笑って頂ければ光栄です(は?)いやはやまぁしかしね、ふふふふ。「私のために味噌汁を」意味分かりますか?良く昔っていうか、今も使われるのだろうか…。「僕のために、毎日味噌汁を作ってください」ってプロポーズの台詞。あれって今考えれば、毎日味噌汁かよ!?って突っ込んじゃきっといけないんでしょうね(笑)いやはや。まぁそれを思い出して、こうね、料理が得意な彼。今度は和食がいいな?その料理の才能をうらやましがるヒロイン。「じゃあ俺の所へくればいい」その方程式からこのタイトルは生まれた(笑)
ごめんなさい(滝汗)
本当にどうもありがとうございました。

俊宇 光