2月14日・3月14日・7月7日・7月29日・12月25日
私が恋人同士の日だなって思える日。
7月29日〜大好きな人の日〜
もうすでに私、の毎年恒例行事になってる。
はぁ…。とりあえずおさらい。
付き合い始めてから最初の誕生日‥えーっとたしか5年前かな。
そしてっ!!問題の今年!! おさらいしてみるとなんだかもうやりつくしたって感じだわ(汗)
う〜ん‥こんな時本人がいるとひらめくって言うけど……いないかな克朗。
プルルル プルルル
ドキッ
「もしもし?克朗?」 『俺だとよくわかったな。』 女の勘です…。 「どうしたの急に?」 『いや。急にの声が聞きたくなってな。』
いて欲しいって思ったときに実体はないけど電話の向こうでで克朗の姿が見えるような気がした。 「///私もね声聞きたかったの。ねぇ克朗話があるの。電話じゃ言えない 貴方を喜ばせられるかわからないけどプレゼント…思いついたの。 私が大好きなあなたの笑顔‥早くみたいな。 『駄目ではないがなんでそんなに遅い時間なんだ?』 「それはその日になったらのお楽しみ。それじゃぁ私達が初めて会った土地でね。」
ガチャリ
誕生日まであと少し……‥。
約束の日までの数日間。2人の胸には何かが芽生えていた。 同じ夢 同じ未来 そして、同じ想い
2人は同じモノを抱いて…。
考え方は違うけどそれらは確実に成長したのだ。
1日そして2日と時間が過ぎるのをいつも以上に早く感じていた。 もう過去には戻れない。 約束を果たすという未来もあと数分で現実そして過去へと変わっていくのだろう。 そうやって時は流れていくのだから。
約束の時間。いつもは私より先にいる克朗が約束の場所にいない…‥。 約束の場所。それは中学校の大きな桜の木の下。 初めて会った土地…。 そんなあいまいな指定の仕方で克朗はわかったのだろうか…‥。 これは一種の賭けなのかもしれない…。
「お願い…克朗。早く‥早くきてっっ!!」 夏の涼しい時期といっても夜になれば寒いし1人でいるには限界があった。
「…?!」
「かつ‥ろ?いつから?」 「こそ…。俺は約束の時間ピッタリにこの木の下にいたぞ。そしたら反対側から 「ははっ…反対にいたんだぁ‥。てっきりわからないかと‥。」 そういうとの目からはボロボロと涙が溢れた。 来てくれないかもという不安と見つけられないんじゃないかという焦り。 それらから開放され何かが緩んだのだった。
「‥大丈夫か?」 「うん。平気‥。克朗来てくれてありがとう。本当に嬉しい。今日はね大事なお話もあったし。」 そういうとは話し始めた。 「私ね恋人同士の日っていうのが1年を通して5回あるとおもうの。 最後の1つを言わないでは話を止めた。 「最後の1つはなんだ?」
はニコッと笑いいった。
「最後はね…克朗貴方が生まれてきた日。お誕生日おめでとう!!
学校の時計の針はジャスト0時を刺していた。
「あぁ…誕生日だったのか…。ありがとう。嬉しいよ。」
優しそうなあなたの笑顔。それを見ると私は魔法がかかって笑顔になる。 「でもまだ恋人の日はあるぞ。それは…――――-…。」 耳元で克朗が私に何かを言った。 大切な大切な言葉を。
「克朗…よろしくお願いします!!だね。」 「あぁ…。」
7月29日
大好きな大好きな克朗の誕生日。
それと
プロポーズされた日。
『それは俺たちが結ばれた日だ。、俺と結婚してくれ…‥。』
END
誕生日おめでとうございます渋沢様。 +光さんへ+ もっと文才をつけなければ…八ッ!!私の脳じゃもうたりない!? こんなのですがもらってやってください。。
2003.7.30 夕凪 伽弥乃
俊宇 光 |