10月25日 第25回目 「純粋は不快なものでしかないんだよ、わかるかい。」(グリブル+シルバー)
「姉さん」 またあいつが来る。 「シルバー!遊びに来てくれたの?嬉しいっ!元気だった?」 そしてブルーは、本当に嬉しそうに彼を出迎える。 「…」 そして俺は、もやもやした感情に苛まれていくんだ…。
「…久しぶりにシルバーに会えて良かった」 俺はその言葉に、思わずもやもやとした感情が増長していく。 「シルバーも変わらず元気でやってるみたい。また今度遊びに来てくれるって」 嬉しそうに笑う彼女。 その仕草が、その想いが、その言葉が、俺のもやもやとした感情をどんどんと増長させていく。 どんどん、 どんどん、 渦巻いて……
「グリーン?…っ!?」 幸せそうに微笑んだ顔。 彼女の純粋な想いは、俺の中のもやもやとした不純な感情を、増長させていく。 苦しい、 ごめん…。 「好きだ…」 そう思うのに、俺の不純な感情は、止まることを知らなくて…。 深い、深いキスを送れば、床にこぼれたコーヒーの黒が、絨毯を染め上げていくように、彼女の純粋さを、俺の不純な感情で染め上げていくようで、ぞくぞくした。
狂気的!でもそれを彼はマイナスイメージとしてますけど、姉さんにはそれくらいの想いのが逆に嬉しかったりするんだってことを、いつまでたっても分かり合えないそんなすれ違いな彼らがおもしろいです(え)これもダーリンに助けていただきました。サンキュー! |
ブラウザのバックでお戻りください。