10月30日 第30回目 「信じた自分が馬鹿だったと、気休めを口にしてみる。」(グリブル)
「…ずっと…ずっとそばにいてね…」 そうあなたは答えるくせに、 「好き…好きよ…」 そうあなたは答えるくせに、
簡単にあなたは、あたしを置いていく。
「信じた自分が馬鹿だった」 と、気休めを口にしてみる。
信じること。 信じたら、裏切られるって分かってたのに。 分かっていたのに…。
彼の抱きしめてくれるぬくもりに、あたしは墜ちていく。 「…ずっと…ずっと愛していてよっ」 彼の、囁かれる甘い言葉に、絆されていく。
「好きよ、好きよ、大好きよ」
間の言葉はナナミさんですよ。 |
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