「さーて、じゃーこの部品と、この部品を…」 「あ!おいしーこれ。」 「あー 目がいてー。」 「… はぁー。次のこれって…。」 「もぐもぐ…あ…そーだ。カーシスじいさん。」 はーい!みなさんこんにちはー。この物語の作者、竹井 光です。ここまで読んでみて、いかがでしたでしょうか?この「光ちゃんアイランド」では、三話に一度、できたらやりたいと思ってますので、お付合いください…。名前は適当に付けたので、気にしないでください。っというか、本当はこういうのを作らないつもりだったのだが、スペースが余ってしまったので…
しかも書く絵がないあげく、紹介することもなく、トークとなりました。あしからず(笑)
カーシスは1から順に説明した。
「えーと…。」
『ガチ…カチャカチャ…ガコン』
部品を外したり、付けたりの繰り返し…。
「はぁー。あんなのの、どこが面白いんだろ…。」
っと呆れながら、頬づえをついて言った。まぁー機械を作るとかいうことに、ほとんど興味のないアルスには、何やってんの?って感じ…。
「はぁー。こんなの初めて見た…。」
一つの部品を手にとり、眺めながら言った。
「うむ…。」
カーシスは何か考えている様子だった…。
「どーかしましたか?」
それに気付いたウィルが聞いた。
「いや…君の…そのーリシアじゃったかの?えーその部品が、この星が10年前まで使っていた部品に似ているなーっと思ってのー。」
カーシスは、じっくり眺めながら言った。
「へー。じゃー、うちの星も10年後ぐらいは、この星と同じような部品になるのかな?」
「さー、どーじゃろうなー。おっと、そこにはこれを使うんじゃ…。」
そう言って、部品を渡した。
「あ!はい…。」
そしてまた、黙々と修理しだした。カーシスは一旦その場を離れ、アルスの所へと向かった。
「あの子はすごくのみ込みが早いのー。」
カーシスは、アルスの隣に座りながら言った。
「え?」
「一回教えただけで、その応用は全部自分で考えて直しておる…。」
っとウィルの方を見ながら言った。
「それじゃー…、」
「おう。ほとんど教えておらん…。」
「…。」
すっごーい、っというような顔してウィルを見た。
「たぶん、自分の星でもそうとう、頭が良かったんじゃろうなー。」
「へー。」
感心するアルス。
「はぁー。暑…。」
あ!えーと、ここは海の近くです。この星では、海に近ければ近いほど暑いのです。(赤道のような…)ちなみに山に近いと寒い…。(北極、南極のような…)
「少し休まない?」
アルスはウィルの前に顔を出した。
「うお!?あ…うん…。」
びっくりしたらしい…。
ウィルは、クッキーみたいのを食べていた。
「良かった…味覚はうちの星と変わらないんだね。」
「そー…みたいだな…もぐもぐ。」
口に物を入れて喋るな…。
「…。」
アルスは、ウィルの顔を見て笑っていた。
「何?」
気付いたウィルが言った。
「ううん。なんかさ…リシアを直してる時と、それ食べてる時とじゃなんだか顔付きが違って面白いなーっと思ってさ。」
くすくすと笑いながら言った。
「そんなに違うかな 」
ウィルは、頬を指でかいた。
「うん…。」
「…。」
まぁー、笑いたくもなるだろうよ。機械にかんしてはとーっても天才的だ!とかなんとか言われた人が、機械や食べ物で、こんなにはしゃいだりうれしがったりするのだから…。
「大丈夫?」
ウィルは今日中に、リシアを直した部分のデータを、文字に残そうとしたのだが、さすがに5時間も文字とにらめっこしてれば、そりゃー目も痛くなるだろう
しかもパソコンだし…。
「あー。それにしても、アルスのパソコンって、すっげー性能いいな。」
ウィルは、目の部分をこすりながら言った。
「えーべつに、そーでもないよ?」
アルスは平然とした顔で言った。
「へ?」
「これはどこの家庭にもある、ごく普通のパソコン。もっと高いのはもーっと性能いいよ。」
皿を片付けながら言うアルス。
「え!?そーなの。…これより性能のいいパソコンって…いったい…。」
ウィルは驚いた。そりゃそーだろう。ウィルの星で、これが性能のいい方だ、ていうんだから、これ以上!!ていったら驚くだろう…普通。
「そろそろ寝たら?今日は、直しとかで疲れたでしょう?」
アルスは心配そうな顔をして言った。
「あー。そーするよ…。」
そう言って、ウィルはベットの方へ向かった。
「ねーウィル…これ、見てもいい?」
「あー。べつに構わないけど…。」
「ありがとう。」
アルスがお礼を言うと、ウィルはすぐさま眠ってしまった。
『カチッ…ウイーン』
パソコンを起動させ、さっき作っていたファイルを見た。
「…。」
アルスは黙ってそれを眺めていた。
「何コレ。なんか…論文みたい…。本当にこれが16歳の書く文章!?信じらんない
」
アルスは感心しまくった。
「ウィルはいったい…。」
そう言って、ウィルの方へと歩いていった。
「…寝顔は…かわいー。」
にこっと笑って言った。
「不思議な人…全然天才そうに見えないのになー。」(よけいなおせわである)
「わるかったな。」
いきなり目を覚まして言い出した。
「わ!!あ…起きてたの!? 」
驚くアルス。
「今ね…。」
ウィルは起き上がりながら言った。
「あ…ごめんなさい…私。」
下を向いて、しょぼーんとしながらアルスが言った。
「…べつに…構わないよ…いつも似たようなこと言われてたから…。」
アルスには、その言い方がとても寂しそうに聞こえた…。
「あ…私!!今のままの、ウィルの方がいいと思う!」
少し訴えるような目で言った。
「へ?」
「なんていうか、全然天才だってこと自慢しないし…それに、見かけによらず結構無邪気だし…私は、普通の偉そうにしてる奴なんかよりも、全然いいと思う!!」
「…。」
ウィルは少し圧倒された。
「私は…私は…。」
「ぷっ…くっく…。」
ウィルはいきなり笑い出した。
「あ…。」
「あはは…おまえ、面白いやつだな…。」
「え?」
「べつに気にしてないってば…それに、俺は天才って言われんのって、あんま好きじゃないし…。」
笑いながらウィルは言った…。
「そ…そーなんだ。」
アルスは安心したような顔をした。
「ぶっ…うくくくくく。」
まだ笑う…。
「そ…そんなに、笑わなくたっていーじゃない。」
「だって…くく。」
笑いじょうごらしい…。
「むー。」
ウィルは、また(っというか、次の日)修理をしていた。
「ここはのー、こーするんじゃよ…。」
カーシスはそう言って、作業しだした。
『カチ…キーキー…コト』
「あー、はい…わかりました。」
そう納得して、また修理し始めた…。
「…。」
カーシスは、感心って感じの眼差しでウィルを見ていた。…のみ込みがすっごく早くて、カーシスも暇である…。
「おーそーじゃ!一つ提案を持ってきたんじゃ!すっかり忘れとった。」
っと思い出した。
「え。」
手を止めたウィル。
「おまえさん、リシアを立体映像に出してみたいと、思わんか?」
「…え?…立体映像って、ホログラフィーのことですか?」
驚きって顔をして言うウィル。
「そうじゃ…。やってみんか?」
カーシスはすすめた。
「この星は、そーいうのも発達してるんだー
あ!ぜひともやらせてください!」
ウィルは大声で言った。
「そーか、じゃーまずここにはー。」
っと説明しだした…。これで、リシアはホログラフィーになることは、まず決定…。
「おーすげー。完成が楽しみだー。」
わくわくっという感じの顔して作っていた。この時カーシスは、ある一つのことを考えていた…。
「カーシスじいさん!カーシスじいさん!」
「はっ!?なんじゃい?」
考え事をしていたので、ウィルが呼んでいることに、カーシスは気付かなかった。
「どーしたんですか?ぼぉーっとして…。」
「いやなんでもないよ…。少し休憩にしないか?ウィル…。」
っと、休憩することをすすめるカーシス。
「はい…じゃー、そーします。」
そう言ってウィルは立ち上がり、アルスの方へと歩いていった。
だから、物を食べながら喋るな…。
「ん?なんだい?」
「俺…仕事しよかと思うんですけど、何かいい仕事ありますか?」
「あー。わしもそのことを考えておったのじゃよ。」
っとしみじみ言い出した。
「え…。」
「おまえさん…アンドロイド研究所で働いてみんか?」
「アンドロイド研究所ー!? 」
ウィルは変な顔をして叫んだ。
「そうじゃ…どーだ?そこならお前さんも、興味があるじゃろう…。」
「すごい…この星は、アンドロイド研究まで…。あ…やります!!ぜひ!」
めっちゃうれしーって感じの顔で言った。
「べつに働かなくてもいいのに。」
アルスは少し寂しそうに言った。
「だってさ!いつまでも、お前の世話になってるわけにもいかねーし。」
「そんなこと!!べつに構わないよ…。」
訴えるような感じで言うアルス。
「それに…カーシスじいさんに、部品代払わなくちゃいけねーし…。」
「でも…。」
「何?俺が居なくなると寂し?」
試しにからかってみるウィル…。
「べ…べつに…。」
「…。」
あんまり反応がないので、どうしようか迷うウィル…。
「…当分の間は、ここに居るよ。リシアが直んないことには…っていうか、戦争が終わんないことには…戻れねーし。」
少し笑いながら言った。でも、どことなく悲しそう…。
「そーなんだ!!」
アルスは喜んだ。
「…あ…そ…それに、リシアが直れば、ホログラフィーができるから、話し相手には困らないよ…。」
「そう…ありがとう。」
にっこり笑ってアルスは言った。
「…。」
ウィルも笑った。そしてその日は、またパソコンに今日のことをうって寝た。
光ちゃんアイランド1
えーこの話は、ものすごーく突然に生まれた話なので、ほとんどはちゃめちゃです。しかも日本語変そうだし…
本当に読んでくださってるかた、ありがとうございます。プラス、もうしわけございません…
この後の話も、きっとそんな感じなんだと思うけど、どーか見捨てないで、最後まで読んでください。お願いします。 そりではこのへんで、トークを終了いたしましょう。次回の「光ちゃんアイランド2」でお会いしましょーう。次は第六話の場所です。じゃ〜ねーん。
竹井 光