グリブル小説「無題」
 

 

君が手を伸ばすなら、その手をいくらでも取ろう。
君が逃げるなら、俺はどこまでも君を追い掛けよう。
君が泣けないなら、泣ける場所を、俺が作ろう。
君が泣くのなら、泣きやむまで、傍にいよう。
君が望むなら、言葉を贈り、続けよう。
君が望むなら、俺はいつまでも、待ち続けよう。

見えない未来は、俺が作るよ。
消えない過去は、俺も背負うよ。
生きづらい現在は、共に生きよう。

独りなんだと、思うなよ…。
誰にも愛されないなんて、思うなよ…。
誰にも必要とされないなんて、思うなよ…。
俺はずっと…
ずっと…
どこまでも…
いつまでも…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛してる…」

 

2007年1月5日 Fin


あとがき

なんかこういう詩みたいな、独唱的な感じを初めて書きました。なんか兄さんが語っちゃったんだよ!!!っていうかグリブルのつもりで書いてはいますが、きっとなんでもOKな気がしてきます。ゴシルでも(笑)まぁいちおグリブルっていうかブルグリサイトなので、あぁグリブルなのかなぁって思っていただければ。まぁ好きに想像してくれて構いませんが。ポケスペキャラじゃなくたってなんだってOKだろうな、これなら。
まぁグリブルとして、珍しい兄さん視点の兄さんがやたら愛してる風なお話。きっと兄さんが好きになって、初めて姉さんの裏側が見えてきて、こんなにもいろんな物に支配されてるんだと気付いて、救い出そうと必死になってくれるといいなぁって思います。必死に好きだと伝えてくる姿は全てに置いて自分の存在を確立させるためなんだと気付いて、優しく受けとめて、受け容れてくれればいいなぁと思う今日この頃です。きっとどんどん姉さんにおちていって、どんどん姉さんが心配になっていくんじゃないかなぁ。ああ。
珍しく無題です。会えて言うならほんと「無題」。