グリブル小説「ストロー」
 

 

ストロー

 

「…」
「どうした?むすっとした顔して」
たまたま遊びに来ていたレッドの家。
レッドは、あたしの顔を見るなり、苦笑した。
「べつに…」
あたしは出された飲み物を、ストローで飲む。
「…欲求不満?」
「は?」
なんでいきなりそんな話になるのよ。
「ストロー噛む人は欲求不満なんだってよぉー。ゴールドが言ってた」
「…」
あたしは、視線を反らした。

欲求不満って言うかさぁ…

 

 

「今日グリーン来るよぉ」
「まじで?!」
「…」
「…あ」
「…かわいいねぇ」
「馬鹿!!」

欲求不満っていうか、

 

 

 

 

会いたいんだ…。
ただ、それだけだもん…。

 

2006年11月26日&2007年7月28日 Fin


あとがき

なんだこの間って言われそうですが、この当時、ストローを噛むと欲求不満であるというネタを仕入れて、それを元に書き出した話です。でもなんかその先がぜんぜん思いつかなくて、本当はこの後グリーンが来たあとにどうこうなる的な感じには考えていたんですが、どうにも決まらなかったらしく、放置状態になってました。今日たまたま小説打とうかなぁと思ったときに、ファイルが見つからなくて探してたら見つけたので、少し修正。でもここ最近短い話しか書いてなかったせいか、この長さ、この用件だけっぷりに納得がいってしまったので、いっそこれであげてしまいました。最後1行たしただけです(笑)こんなんでいいのかよ!!っとか突っ込みいれないでください。ここ最近こういう話しか書いてませんから!!!残念!!(ええ)まぁそんなこんなで、お蔵入りになるはずだった小説を引っ張り出してきたってわけで。1Pの小説初めてじゃね?でもちょっと好きです。姉さんの可愛い具合が。ちなみに話してる相手はレッドですよ。イメージ的にはおそらくグリーンに会えない愚痴をレッドに聞かせようとしたところ、ジュースを出されたストローを噛み、その話題になって、レッドがグリーンは今日は用事があるからうちに来るよと言われ、会える!!って喜んで、可愛い反応といわれたという内容になってます。まぁ伝わらない話ですいません。
つーかうっかりレブルになりそうな小説ですいません。想像する人にはそういう風に見えそうだ。っていうか、夏仕様ですね。今さら。氷の入ったジュース。少し汗をかいたグラス。夏だ。暑い(ええ)書いたの11月だけどね。
ちなみにみなさんはストロー噛みますか?俺は思いっきりかみますね。欲求不満というより、暇つぶしに。人の話が聞けないガキな僕は、人が話してるときの暇つぶし方法なのでした(最悪)