この雪が私の罪のすべてを覆い隠してくれればいいのに…。
雪降る夜に。
雪は好き。 自分の生き方を悔いたことはない。 それでも願わずには居られない。
しんしんしんしん。
それを悔いたことはない。
「ブルー?」 ふと聴こえてきた声に己の浅ましさを思い知る。
「おいっ」
力強い手が私の腕を掴む。
「何やってる。こんな時間にこんな薄着で。
そこに居たのは紛れもなくあの人だった。
「俺の話聞いてるか?」 聞くと少し照れくさそうに私から顔を逸らし、この静寂の中でなければ聞き取ることが難しいほどの声で呟いた。 「お前の家に行ったら、シルバーが出掛けたって言うから」 だから? まさかそんな言葉を聞けるとは思わずに、呆然としている私にグリーンはそっと手を伸ばし、頬にそっと触る。 「冷たい…」
自分の両手で私の両頬をそっと優しく包み、私をじっと見つめる。 「お前には自虐趣味でもあるのか?」 唐突に意味のよく解らないことを言うグリーン。 「この私にそんなものがあるわけないじゃない。 ああ…。
「雪が好きなの。 ふふふ、と笑う私を彼はいつものように嘲うこともせず、見つめ続ける。
「誰もお前を責める奴など居ない。
そう言って私をそっと抱き締めた。
「だから無理に笑わなくてもいい。
私は彼の腕の中で、彼の温もりを感じ、人へと戻る。
気がつけば私を避けて降り注いでいた雪が、彼と一つとなった私の上にも舞い降りていた。 私はいつまで彼の傍に居ることが許されるだろうか…。 しんしんしんしん。
霽月蓮 離流様に本当にいただいてしまいました!!!! ずっと描いてほしいな~と心の中で確実にふくらんでいた野望が(野望かい)実現したのですよ奥さん!!!見ましたこの作品!!(見たからここ読んでるんだろう)もうもうステキすぎだっちゅーの!!!!!もう普通に送られてきた瞬間画面をひっかく、椅子の上でもだえる、机を叩く、そこら中の物で叩く、大声で歌い出す、手が震えてキーボードが打てない。そんな状態でしたよ、光さんは。声に出して読みながらも気づけば文章のすばらしさに「うわぁ!?かっけ!!!」とか言い出したり。すごすぎです。あのグリーンの「高潔な魂を、それに見合う器に持ち合わせる誇り高き人。」(微妙の覚えたし(死))って表現に私は彼はそんなにかっこいいのか!?とか思わずときめきました。自白します。レッドより好きになりました(死)あははははは。もうもうダメだ!!ここまでかっこよく描かれたらもう惚れるしかない!!!ステキだグリーン!!! これを私の駄作達を読ませてしまったあげく、ゴミのように増えていくイラストだけでイメージを吸い取ったいうからもう激しく尊敬します。師匠って呼ばせてください!!!まじまじ。本当すごすぎだから。私の作品を見て得たイメージは私の目指すグリブル像なので、もうこういう方の作品はかなりの勢いで大フィーバーです。もうもう本当にどうもありがとうございました!!!!しかも自分雪好きだし。いいなぁ~もう!!弱い姉さん万歳!!!かっこいいグリーン万歳!!シルバーがかわいくって万歳!!!本当にどうもありがとうございました!!またお願いします(待て) 俊宇 光 |