グリブル小説「グリーン編」
 

 

グリーン編


 ただ、そこにいるのが当たり前で。
 ただ、その存在だけが、唯一で。
 ただ、愛しいと思うだけで…。

 この距離がいいのだろうか。もっと遠くに、もっと近くで。
 彼女の視線の先を見る。
 その瞳に何が映るのだろうか。
 「瞳に宿るのが自分だけでいい」そんな、独占じみた答えが過ぎる。
 いつからだろうか、こんな思いを抱き始めたのは。
 
 笑顔。
 たったそれだけで良かった、ブルーが笑顔でいられるならば。

 強引で、自分勝手で、わがままで・・・。
 うれしそうに抱きついてくるあいつに、いつものように小言を言って。
 そんな日常を過ごす自分も満更じゃないような。

 「・・・リーン、グリーンってば、聞いているの?」
 「・・・ああ。聞いている」
 「嘘ばっかり!」
 ブルーの少し怒った顔を眺めながら、少し笑って「・・・悪い」とつぶやくと、急に、顔を赤めながら
 「・・・べ、別にいいけどっ」
 そう言って、つんと澄ました顔をした。

 いたずらに好きだと言ってはやらない。安売りもしない。
 意地を張っているわけではないが、もどかしい気持ちがある。
 好きだと言ってやれば、安心した顔をする。何が不安なのか、俺には分からない。
 それが苛立ちへと変わる。
 俺は俺の出来ることをする。ただ、それだけだ。


 2人の出会いが運命でなくても、俺はお前の側にいたい。


 ってかさぁ、やっちまったよ、おねぇさん。書いちまったよ。(あんぐり)
 書いてて思った。あたしゃ、「グリブルのことぜんぜん知らん!!」と。あまりにも無知すぎて、逸脱しまくった。(あはははははは。)なんーんとなく
「こう?」
みたいな曖昧な。やば・・・・。非常に私には、難易度が高かった。
 これグリブルじゃなくね?って走り回りたい。←意味不明
もう、やばい。

とかいいつつ、二つも書いちゃった。あは。もうどうにでもして。

 

どうにでもしました(笑)宏くんが書いてくれたグリブル小説第1弾!ずっと書いてほしいなぁって思っていたんですが、やっとこさ書いてくださって心底うれしいです。彼女は私が小説を書く、興味を持つきっかけになったひとりなので、そんな人に自分が好きなものを書いてもらえるっていうのはすばらしくいいなぁってすっごく思っていて、それが念願叶った気がします。本当に。本当に無理言ったのに、かなえてくれてありがと!!!こっちがグリーン編で、次回更新時にブルー編を更新します。まさか2作も書いてくれるなんて思わず感無量!本当にありがとうございました!!もうグリーンったら!!!みたいなそんな話よね(笑)

俊宇 光