夕凪グリブル小説「ヤキモチ」
 

 

ヤキモチ

 

かまって欲しい。
そう思うのは我侭ですか?

 

「姉さん。今日は(邪魔な)グリーンいないんだね。」

「えぇ。なんだかジム戦みたいよ。」

ふぅ〜んと言うシルバーと一緒に私は近くの森に向かった。
シルバーがグリーンに興味を示すなんて少し意外だけど・・・。
なんだかグリーンにシルバーを取られたみたいな複雑な気分だわ(笑)

 

「姉さんはグリーンの・・・あんな奴のどこが好きなんだ?」

「ひ・み・つ。なぁにシルバーったらグリーンとあんなに仲悪かったのに。」

いつの間に仲良くなったのかしら。。
でも仲が悪いよりは全然嬉しいわ。

 

 

違うよ姉さん・・・・勘違いしてるよ・・・・・(汗)
いまでも仲悪いです・・・仲良くするつもりはない。
確かに姉さんは俺と奴が奴が仲良くしてたほうが嬉しいみたいだけど。
ライバルと仲良くしても・・・・・あー奴の顔を浮かべただけでイライラする。

「シルバー??」

「・・・姉さん。俺はグリーンなんて嫌いだよ。俺は姉さんが好きなの!」

「ふふ。ありがとう。私も好きよ。」

ポゥと赤くなるシルバーに悲劇が。

ゴォン

「・・・・っぅ。いってぇ。」

「シルバー!?どうかしたの?」

こんなにでっかいこぶができてるのに気付かない姉さんって・・・・。
まぁそんなところも・・・・・・。

「なんでもない・・・です。」

こんなことするのは奴だ。奴・・グリーンしかいない。
ちきしょうどこにいやがる。いつもいいところで。

 

 

「おい。お前。」

「そこのうるさい女。」

どこからか聞こえる聞き覚えのある男の声

「うるさい女でわるかったわね。それにお前よばわりしないでくれない。」

「『お前』だと振り向かないくせに『うるさい女』だと振り向くんだな。変な女。」

そう呼ぶのはあなたくらいでしょうね。
いつまでたっても酷い人

「グリーンあなたくらいよ。私を『うるさい女』よばわりするの。」

「ブルーお前だって認めただろ。振り向いたんだから。」

 

私はグリーンの声が聞こえたから振り向いただけであって別に『うるさい女』呼ばわりされて振り向いたんじゃないわ。

「認めてなんかないわよ。グリーンジム戦はおわったのかしら?」

「終わっていなきゃここにはいない。」

私を探しに来てくれた?
そう思ってもいいですか?

「ブルー。」

耳に届く心地よい声

「いくぞ。」

グリーンの言葉に流され私は後をおった。
少しだけ赤く火照ったほほを押さえて。

 

 

 

 

おわり?

 

 

 

 

 

 

 

 

<おち>

「いくぞ」

そうグリーンがいって姉さんはついていった。
そのあとやつときたら1回俺の方をみて笑った。俺を無視して2人の空間つくるなんて。
全部グリーンが悪いんだ。俺から姉さんを・・・・。いつか仕返ししてやる。

「このたんこぶの仕返しはきっちりとらせてもらうからな。」

 

 

 

 

 

 

「あら?なにか忘れていないかしら?」

「気のせいだ。」

 

 

 

こんどこそおわり。

 

2004.3.25


夕凪様からいただいたグリブル小説でした!!!!
ステキだし!!!!シルバーが可愛すぎる!!!ステキステキ!!すごいです。本当にどうもありがとうございました。「こんなんでいいですかね?」全然問題ありません!!!みたいなね。あはははは。なんかもうヤキモチ妬いてる彼が愛しい(死)あはははそしてシルバーが可愛い。みたいな。あははははは。ステキです!!本当にどうもありがとうございました!!!またよろしくお願いします(死)あはははは。

俊宇 光